1冊で一気に学べる「アニメ製作の教科書」
アニメのプロデューサーには「製作」と「制作」、2つの役割があります。「製作」はアニメを「商品」として見る立場、「制作」はアニメを「作品」として見る立場です。日本のアニメはクリエイティブのレベルが高く、世界中でニーズがあります。でも、ビジネス面では発展途上です。この構造を変えられるのは、「製作」と「制作」両方のスキルと変革の意志を持った、新時代のアニメーションプロデューサーだけです。本書は「この先」を作るために、アニメーションプロデューサーに必要な「今現在の常識」を一気に学べる本をめざしました。アニメビジネスの未来のために、この本をぜひ使ってください。
福原慶匡(ふくはらよしただ) ヤオヨロズ株式会社取締役、プロデューサー
1980年神奈川県生まれ。早稲田大学教育学部卒。デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科修了。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科博士課程入学予定。大学在学中に歌手・川嶋あいの路上ライブの手伝いから音楽業界で働き始める。川嶋のマネージャーを務め、シングル『明日への扉』が90万枚超のメガヒットを記録。その後、アニメーションスタジオ「ヤオヨロズ」を立ち上げ、プロデューサーとして『直球表題ロボットアニメ』『みならいディーバ』『てさぐれ!部活もの』等を担当。アニメ『けものフレンズ』で大ヒットを記録した。音楽業界、そしてアニメ「製作」と「制作」両方を務めた自身の経験を活かし、世界に通用する新時代のプロデューサー教育を試みている。
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