世界の4人に1人がイスラム教徒になる時代
皆さんはイスラムにどんなイメージをお持ちですか? メッカに向かって祈りを捧げる人々、ベールをまとう女性、遠い世界のちょっぴり怖い人たち......? メディアで取り上げられるイスラムは極端なものばかりなので、ネガティブな印象を持つ方も少なくないでしょう。そこで本書では、イスラムがいつどのようにして生まれたのか、その歴史的背景を紐解くことで、イスラムに対するステレオタイプなイメージをリセットし、よりよいお付き合いのためのヒント探ってゆきます。我々が知らないうちに身に着けていた、偏見や思い込みというベールを、一旦脱いでみませんか? きっと、多様で豊かなムスリムの姿が見えてくるはずです!
椿原敦子
椿原敦子 文化人類学者
1974年岐阜県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。現在、龍谷大学社会学部講師。ムスリムを中心としたアメリカの移民コミュニティについての研究を行っている。著書に『グローバル都市を生きる人々ーーイラン人ディアスポラの民族誌』(春風社、2018年)など。
黒田賢治
黒田賢治 中東・イスラム研究者
1982年、奈良県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究
科東南アジア地域研究専攻博士課程修了。博士(地域研究)。現在、国立民族学博物館現代中東地域研究拠点特任助教。
現代イランを中心にムスリム社会の研究にたずさわる。著書に『イランにおける宗教と国家̶̶現代シーア派の実相』(ナカニシヤ、2015年)など。
Copyright © Star Seas Company All Rights Reserved.