ニッポンの希望を描く、全く新しい「経済思想書」が誕生した!
京都大学→マッキンゼー→ホ……ホストク ラブ??? 「グローバリズム的思考法」や「リクルート社&外資コンサル型人材」ばかりがもてはやされる風潮に違和感を覚え、日本社会の「本当の現場」を 生身で見て歩くことで、今の日本に必要な?新しい経済思想?を追い求めた、33歳・在野の思想家による衝撃の処女作が誕生。幕末に?集団主義者?の薩摩と ?個人主義者?の長州が手を組んだのと同様の「ありえない、けれど時代を変えるために絶対に必要な連携」を、現代の「国内派日本人」と「国際派日本人(グ ローバリスト) 」との間に生み出せれば、そこから大変革が始まる!! ——10年間の探求の末に著者が辿りついた「次世代の希望」とは?
倉本圭造
経済思想家、経営コンサルタント。
1978年神戸市生まれ。京都大学経済学部卒業後、マッキンゼー入社。国内大企業や日本政府、国際的外資 企業等のプロジェクトにおいて、「グローバリズム的思考法」と「日本社会の現実」との大きな矛盾に悩み、両者を相乗効果的関係に持ち込む『新しい経済思 想』の必要性を痛感、その探求を単身スタートさせる。いわゆる「ブラック企業」やカルト宗教団体、ホストクラブ、肉体労働現場等に潜入して働き、今を生き る日本人のリアリティを肌感覚として知った後、船井総研を経て独立。「個人の人生戦略コンサルティング」の中で、当初は誰もに不可能と言われたエコ系技術 新事業創成やニートの社会再参加、元会社員の独立初年黒字自営化など、幅広い「個人の奥底からの変革」を支援。
ぼくは君に感謝されたくってあいつらに向かっていったんじゃあないぞッ!
ぼくは本当の紳士をめざしているからだ!
相手が大きいヤツだからって
紳士は勇気を持って戦わなくてはならない時があるからだぞ!!
哲学の原典なんて普通はそう読めないが、本書は短くて読みやすい。「我思う故に云々」部分はどうでもいいけど、そこに至る「普通と違って俺はこう生きるんだああ」という「論理的なワガママの通し方」が学べる。哲学書の価値は内容自体にはなく、実はその「エゴの論理武装法」にだけ存在すると思う。
この本は小さいゲリラ的ビジネスのための広告の方法論と「成功哲学」風な部分のバランスが良くて、「その気」にさせてくれる。「その気」になって実行するとアレコレ苦労するんだが、実際に行動してみちゃえば後は必死に泳ぐので意外となんとかなる。人生を変えてくれた一冊と言っても過言ではない。
高岡英夫氏はマジで21世紀初頭の知的巨人として人類史に名を残すと思う。普通の著作は怪しすぎて手を出しづらいが、この本はある程度(あくまである程度)は客観的“風“な切り口で書いてあるので初心者も入りやすい。そこからめくるめく彼の世界に入門する人が増えてくれたら面白いんですけど。
このシリーズに限らず、なんかもう好きって言うのも恥ずかしい感じの存在ですけど、でもやっぱ司馬遼太郎は凄いと思う。若い頃読んだら超やる気にさせてくれる本。現実社会に翻弄されてると色々文句を言いたくなるけど、彼の本にタラタラと皮肉を言う大人にはなりたくないなと思う。
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