「あたりまえ」だけで成功できる!
成功する人は僕らとどこが違うのだろうか? 頭がいいのだろうか? 特別なスキルやノウハウを身につけているのだろうか? そうではない。成功する人は「多くの人が見落としがちなあたりまえのこと」を誰よりもきちんとやっ ているだけなのだ。きっと君はバカにするだろう。「あいさつをしましょう」「ありがとうと言いましょう」「時間を守りましょう」。ところが不思議なこと に、大人になるとほとんどの人はそれができていないのだ。英語の勉強の前に、きちんとあいさつをしよう。ロジカルシンキングを学ぶ前に、口約束を守ろう。 世界平和を熱く語る前に、今隣にいる人を笑わせよう。断言してもいい。あたりまえのことを、あたりまえにできるようになるだけで君は突出できるのだ。
千田琢哉
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では、多くの業種業界の大型プロジェクトリーダーを務めてきた。現在までに延べ3,300人を超えるエグゼクティブと1万人を超えるビジネスパーソンと対話。それらの経験と知恵を活かして「タブーへの挑戦で、次代を創る」を自らのミッションとして活動している。現在、執筆・講演を行う他、複数の組織で社外顧問を務めている。著書は『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』(かんき出版)、『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』(日本実業出版社)等多数あり。現在、南青山在住。
奇跡を掴むためのエッセンスが詰まっている。もし主人公の男が最初に掴んだ藁を見て、「観音様、これでは納得できないんですけどぉー」と言ってふて腐れていたら貧乏人のままだった。翻って、あなたはどうだろうか。
人脈構築のエッセンスが詰まっている。桃太郎が弱者のまま群がってヒソヒソ話をしていたら、村は鬼たちに占領されてしまっていただろう。桃太郎はまず自分が強者になったから、犬・猿・キジを引き寄せることができたのだ。
チャンスを掴むエッセンスが詰まっている。並み居る強豪を押し退けて王子様をゲットした戦略とは? 「遅刻したふりをして1人で会場に向かうこと」「24時ジャストに寸止め状態で別れること」「ガラスの靴を残して捜索させること」
真価は際に出る。フランス革命真っただ中ルイ16世妃として処刑された。処刑台に向かう直前役人の足を踏んでしまった。「ごめんあそばせ。わざとやったのではありませんのよ。でも靴が汚れなくてよかった」最期の言葉だった。
数多くの“ブッダ本”を読んできたが本書が圧巻。贅沢に使われた美しい写真と考えさせるメッセージ。「涅槃(ねはん)」の語源「ロウソクの灯(苦しみ・煩悩)が消される」さえ抑えておけば深い気づきを与えられるだろう。
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