ミリオンセラータイトルズ

まだ誰も統計的に有意な数字を算出していない。コンドームメーカーなどが発表している数字は「自己申告」である。男の自尊心が邪魔をして、デタラメに決まっている。はかり方も統一されていないだろう。最近もTENGAが５０万人調査の結果として「１３．５６センチ」と発表したが、これもまた自己申告であるし、母集団にかなりバイアスがかかっている。私の仮説は「１０．８センチ」だ。一般的に言われているよりも２センチ以上は短いと確信を持っている（私がその長さだという意味では決してない。この数字には根拠があるのだが、それはまた次回話そう）。そして、もしそれが証明できれば、いままで「俺は平均以下なのか……」と自信を喪失していた日本人男性、おそらくその数は１０００万人以上、に大いなる勇気を与えられるだろう。これはむしろ国策としてやるべき一大事業なのだ。国益を第一に考えるのであれば、漢がこの事業を成し遂げなければならない。そう、星海社こそが！

猫アレルギーだったり、マンションの問題だったり、同居人が猫嫌いだったり、仕事が忙しすぎたり……「猫を飼うこと」が夢になってしまっている人（俺！）のための本を作りたい。わりと本気で。潜在読者はどれくらいいるのだろうか？

日本語を習いたての外国人には「あったかも」と「あたかも」の区別がつかない、と知ってハッとした。ということは、そこを逆手にとった表現も可能かもしれない。

いいかげん、無思考に前年比とか言い出すの、やめませんか？　適切に「いま」を切り取って判断しましょうよ。対前年比108%で大喜びしていても、対前前年比では90％とか、茶番かと。前年比さえクリアしとけば「成長」が永遠に続く、という旧時代の発想。

いつから別れ際の挨拶が「お疲れ様」に統一されてしまったのか。高校生なんかが「お疲れ様」と言い合うのを目撃すると、強烈に違和感を感じる。社畜予備軍か。べつに疲れてないし。感謝の「すいません」を「ありがとう」、「お疲れ様」を「さようなら」に戻していこう。

ドトールで、隣の席の大学生２人がずっと「実家暮らし」をDISっていた。今の大学生はフェイスブックとかでイベントの誘いがめちゃくちゃ多いらしいが、地方出身の一人暮らしである彼らは、カネがない。参加できない。実家暮らしは鈍感だから「乗りが悪い」と言う。そりゃ殺意だ。

先日、夜の代官山に行ったら、自意識過剰野郎ばかりで、たいそう気持ち悪かった。「普通」でいいのに。

起業したい！と常日頃から言っている大学生のセリフ。他力本願型起業家の誕生か。

久しぶりにJJ（植草甚一）の本を読んだが、街で「かっこいいじじい」を見なくなったことを改めて実感。日本人は、スーツ以外を着こなすのがヘタすぎる。ポール・ニューマンみたいな、かっこいいじじいになりたい。