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新人賞投稿作品

美しき風俗嬢

児島自己
2014年12月29日 投稿

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風俗嬢は、女性が女性として輝ける職業である。

カテゴリ

教養

内容紹介

風俗嬢は、女性が女性として輝ける職業である。お客様が女性を選び、高い金額を支払い、お客様の一時の遊び相手になる。その間女性はその身体でお客様を抱き締め、お客様の身体を愛撫し、安らぎと快感を提供する。風俗業に従事するということは最高の接客業に従事するということである。風俗嬢になるということは、自らの身体を男性に弄ばれるということではないのだ。札束のプールに浸かることではないのだ。泳ぎ方を知らなければただ窒息死するだけで終わってしまう。泳ぎ方を知らなければならない、札束を掴みゴールにまで辿り着く方法を知らなければならない。私はここで最高の接客業に従事する女性の強さ、美しさと、気高さについて語る。

目次案・語りたい項目

第一章
風俗嬢という職業について
風俗嬢の実態について
第二章
風俗で稼ぐということ
仕事が好きでなければ稼げないということ
仕事にプライドを持たないと稼げないということ
お店がないと稼げないということ
風俗は決して安くない遊びであるということ
お客様がお店に払っている金額を把握しなければいけないということ
第三章
お客様の良い遊び相手になるということ
遊び相手として選ばれるようになること
風俗のお客様と水商売のお客様は違うということ
お客様の大切な部分に触れるお仕事であるということ
第四章
風俗嬢の体験談
ベテラン風俗嬢の体験談
主婦の風俗嬢の体験談
十八歳素人未経験の風俗嬢の体験談
第五章
仕事を生きがいだと思うこと
風俗嬢は女性として輝ける職業であるということ
風俗嬢は個人として輝ける職業であるということ
風俗嬢は素晴らしい職業であるということ

書き出しの第1章

「風俗で働いてもお金以外は何も残らない」と言う、風俗嬢がいる、
「風俗業に従事することは最高の接客業に従事することである」と言う、風俗嬢がいる。
どちらも間違いではない。捉え方、考え方の違いである。

しかし、風俗嬢という存在が客商売であることに違いはない。水商売と似て非なるお客様を相手にすることでお金を頂く職業である。お客様に必要とされて、選ばれて、はじめてお金を頂く職業である。

私は風俗嬢が一番女性として尊重される職業であると考える。

女性の地位が昔から低い日本において、女性の社会進出が進んでいることは非常に喜ばしいことである。
男性も女性も等しく社会に貢献できる社会は素晴らしいと思うが、中には女性にしか務まらない貴重な職業がある。
風俗嬢という職業はその一つだ。
今、日本は男女の差別化を無くそうとしている風潮であるが、女性が女性として働ける職業は貴重だと考える。女性の身体は身体の構造、ホルモン等の関係で男性の身体と同じだけ働けるようには出来ていない。男性と女性は同じ人間という括りでも異なった存在だ。男尊女卑ではないが、女性にはやはり女性にあった働き方、職業があるのである。

風俗嬢という存在は、昔から全く廃れない、人間の三大欲求が失われない限りこの世から消えることのない職業である。

世界に男と女という心も身体も違った人間が生まれた時から、女性が女性として生きていく術が必要であることは定められたことなのだ。

自分の恋愛、自分の結婚、自分の幸福を大事にしたい女性に向かって風俗嬢になることを薦めている訳ではない。そうやって自分のことを自分で大切にしてあげられる女性が従事するべき職業ではない。
しかし、自分で自分を大事にしてあげることの出来ない女性は世の中には沢山いる。薦めるとまでは言わないとしても、そういった女性に、風俗嬢という職業について少し知って貰いたいという気持ちはある。

風俗嬢は確かに女性として尊重される職業ではあるが、決して楽をして稼げる職業ではない。股を開けばそこに札束を入れて貰えるような職業ではない。稼げる秘訣、稼げない理由などもわたしの知る限り語っていきたい。

お金の為、と割り切って風俗嬢になることを決意した女性も、風俗嬢という職業で稼ぐに当たっての心構えを知って欲しい。決して寝転がって弄ばれるだけでお金が得られる職業ではないのだ。そんなことをしていては自分の身体に取り返しの付かない傷を付けられることになってしまう。風俗嬢である限り女性としての自分を大切にしていかなければいけない。風俗嬢として働くということは貴女は女性として尊重される職業に就くということである。女性としてのプライドをこの上なく大切に出来る職業に就くということである。自分を安売りすることだけは決してしないようにお願いしたい。

自分の身体の守り方などは既存の本で散々語られていると思うので私は敢えて言及はしない。ここではあくまで「女性の気持ち」について語っていきたい。

大事なことは気の持ちようだとか、気持ちの問題だとか、体育会系さながらの熱血主義を掲げるつもりは一切ないが、身体の幸せは心の幸せであり、心の健康は体の健康だ。しかし過度な欲求は心身の健康を脅かす存在である。健康で健全なる健やかな社会の為に、自分じゃどうしようも出来ない欲求を補ってくれる女性の職業の存在は、人々にもっと賞賛され、尊ばれるべきものであると私は考える。それを、男性にも女性にも知って欲しい。

そして何より、風俗業に従事している女性の強さ、気高さ、美しさについて語っていきたい。

応募者紹介

児島自己さん

1994年生まれ。大阪芸術大学中退。フェティッシュ系イベントの運営に関わりながら、セックスワーカー達の素晴らしさを広める活動をしている。

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