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HOME > 新人賞 > 新人賞投稿作品 > 浜崎あゆみのメイクは、なぜ、濃くなっていったのか?

新人賞投稿作品

浜崎あゆみのメイクは、なぜ、濃くなっていったのか?

桐嶋俊輔
2014年06月26日 投稿

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カリスマ女性アーティストのメイクが濃くなっていく原因と、カリスマ経営者が“裸の王様”になっていく原因が共通していることを、小学生でもわかるように解説!!

カテゴリ

ビジネス

内容紹介

浜崎あゆみ、倖田來未、西野カナ…… カリスマ的な人気を誇る女性アーティストがいつの時代も1人は存在しているものである。主に若い女性に人気があるはずのその女性アーティスト達は、一部を除き、もったいないことをしているように思えてならない。デビュー当時の可愛さをあえて打ち消すようなメイクを厚くし、その厚みがだんだんと増していく。その過程は一見不可解とも思えるほどで、延々と“メイクエスカレート”がつづく。本書では、カリスマと呼ばれる女性アーティストにスポットをあて、彼女達のメイクがなぜ濃くなっていくのかを解き明かしながら、それらのプロセスと経営者の破綻プロセスをリンクさせてお伝えする。

目次案・語りたい項目

プロローグ

第1章 カリスマ女性アーティストのメイクが濃くなっていく理由 ~仮説~

仮説1 ワガママ娘化するカリスマ達
仮説2 人気に比例して巨大化するライブ会場のなかで……
仮説3 実は「メイクが濃くなっている」と自覚していない。その理由は……
仮説4 仮面を厚くしたい欲求=安全地帯への逃避欲求
仮説5 地味な自分へ戻る恐怖、戻れないプレッシャー

第2章 カリスマ女性アーティストのメイクが濃くなっていく理由 ~検証~

検証1 某レコード会社スタッフが漏らした本音
検証2 宝塚をはじめとする舞台関係者のメイク理論
検証3 香水きつくなる法則+心理学者スタンレー・ホールが提唱する概念
検証4 本当の自分とステージ上の自分の乖離 - アーティストの本音を取材 -
検証5 一度カラコンをつけると「つけない自分」が恥ずかしくなる by女子高生

第3章 カリスマ女性アーティストのメイクエスカレートとリンクする、経営者が自分を見失っていく過程

現象1 カリスマ化する社長に社員は誰も忠告できなくなる
現象2 リスクを負ってでも影響力を高めようとするカリスマ社長
現象3 「より強くなること」と「より傲慢になること」の混同
現象4 カリスマ社長を演じることの中毒性
現象5 成功前の自分へ戻る恐怖

第4章 どうすれば“破綻”を防げるのか?

予防策1 成功が巨大化する前にまわりの忠告を聴く姿勢にシフトする(=B’zが成功しつづけた理由)
予防策2 リスクゼロの目立ち方
予防策3 紙一重のプラスとマイナスを見失わない
予防策4 ありのままをさらけ出す強さを体感する
予防策5 成功は不可逆の過程であることを知る

第5章 カリスマ以外の人達も他人事ではない

質問1 部下・後輩・子供からの忠告、聴けていますか?
質問2 ネガティブな言動で目立とうとしていませんか?
質問3 いいことに思える悪いこと、やってしまっていませんか?
質問4 “演じている自分”がエスカレートしていませんか?
質問5 過去の失敗を繰り返してしまう恐怖、抱えていませんか?

エピローグ

あなたの化粧、濃くなっていませんか?

書き出しの第1章

プロローグ:ある日、テレビを観ていて思ったこと

テレビの歌番組を観ていて、ときどき思うことがある。

「昔は、可愛かったのに」

それが“劣化”であれば致し方ない。女性だろうが男性だろうが人間なら「年をとる」という現実を受け入れなければならず、その老化が劣化としてあらわれてしまったら受け入れるしかないだろう。本人もまわりも、そして大勢のファンも。

しかし私が感じるのは、そういった類いのものではない。

「昔も今も可愛いはずなのに、なぜ、わざわざ可愛さを隠すのか?」

そう、純粋に疑問に思うのだ。

それはまるで、美味しいケーキに大量のジャムやシロップがかけられているような印象である。そのままのほうがいいのに! 余計なものをつけないほうがいいのに! そんな思いでいたたまれない。

存分に可愛い顔に、なぜ、ぶ厚いメイクを塗ったくるのか。その心理がずっと不思議だった。

本書では、カリスマ女性アーティストのメイクが濃くなっていく原因解明とカリスマ経営者が自分を見失っていく過程をリンクさせ、人間に共通する脆弱性の本質をあぶり出していく。

それは一般人に無関係のことではない。人間なら誰もがおちいりがちな“落とし穴”の本質をお伝えしていきたい。

もちろん、あなたが何らかの分野でカリスマになるとき、本書の留意点が頭にあれば“落とし穴”に落ちずに済むだろう。


第1章 カリスマ女性アーティストのメイクが濃くなっていく理由(仮説)

仮説1 ワガママ娘化するカリスマ達

売れれば売れるほどレコード会社・事務所内での力が強くなる。これは厳然たる事実だろう。現代社会では稼げる人間が強い。例外はあっても、通常、最も収益増加に貢献している人間が最大の発言力を持つ。

その意味で、カリスマと称されるほどのアーティストに成長した場合、まわりの忠告を聴けなくなる可能性が高い。いや、それ以前に、まわりの人間が忠告できない空気さえできあがってしまうかもしれない。

自社の収益増加に最大貢献している人物に「あんたメイク濃くなってるよ」と言えるか? 

言える人間はかなりのリスクテイカーだろう。

仮に、売れない頃から世話してきた社長が「お前メイク濃いぞ」と言っても、それは素人の意見として受け取られるはずだ。表舞台に立ってない人間に細かいこと指摘されたくないわよッ!とまでは思わなくても、それに近いことは感じるのではないだろうか。

いずれにしても、アーティストの発言力が増すにつれて周囲が意見しづらくなる構造はあるはずで、その構造がカリスマ女性アーティストの“暴走メイク”を許してしまうのかもしれない。

周囲の声が届かなくなり、メイクと共に現状の偽りを濃くするカリスマ女性アーティストの姿を思い浮かべた時、私は悲しくなった。暗闇の中にポツリとたたずむ女の子が幻想のスポットライトを信じて笑っている……そんなふうに見えたのだ。

応募者紹介

桐嶋俊輔さん

週休5日の起業家。
現在は、地方で自由な暮らしをしながら、ライフワークである執筆やコンサルティングを行なっている。

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