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新人賞投稿作品

学歴コンプレックスのあなたへ

横山祐太
2013年12月19日 投稿

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学歴コンプレックスの治し方、教えます

カテゴリ

日本社会

内容紹介

あなたは自分の学歴に「引け目」を感じていますか?もし、感じているのならばこの本を手にとって見て下さい。文部科学省の「平成25年度学校基本調査」によると、2013年度の大学進学率は53.2%。専門学校進学率も合わせると70.2%もの人が何かしらの学校へ進学しています。このような中で中卒、高卒であるがゆえの学歴差別。また、大卒であったとしても偏差値による学校名差別を受けた方も大勢いることと思います。本書では著者を含む学歴コンプレックスだった人物達の学歴コンプレックスの発症から克服までを時系列的に追うことで学歴コンプレックスの解消法を探っていくこととします。

目次案・語りたい項目

はじめに
第1章 学歴コンプレックスとは
・学歴コンプレックス
・学歴コンプレックスの種類
・学歴コンプレックスの段階
・学歴コンプレックスの必要要件
・コンプレックスとは何か
・劣等感を力に変える
第2章 偏差値40の高校出身。著者の場合
・入試問題は四則演算!?
・蔑視の証としての制服
・底辺高校の進学率
・新潟県中越地震から見る人間の本性
・進学校の生徒からの一言
・東京へ行こう
・大手広告代理店での仕事
・学歴コンプレックス発症
・進学校出身と間違われる苦痛
・大学という道
・偏差値47の大学合格
・学歴コンプレックス克服(仮)
・大学名が恥ずかしい
・東大前駅徒歩0分
・見下しは終わらない
・学歴コンプレックス再発
・転入学という希望
・好きな人に認められたい
・学びたくない学問でも
・意地でも受かる
・学歴コンプレックス克服
第3章 高校中退。大検取得。Y氏の場合
・学校が合わなかった
・自堕落な生活
・自由に生きる
・大検取得へ
・専門学校入学
・学歴コンプレックス発症
・男で専門卒は恥ずかしい
・大学という箔付けが欲しい
・編入学という道
・編入学試験合格
・学歴コンプレックス克服
第4章 旧官立大卒。京都大学大学院修了。O氏の場合
・進学校出身
・早慶よりも国立大
・地方国立のジレンマ
・学歴コンプレックス発症
・周りは馬鹿しかいない
・学歴ロンダリングとしての大学院
・京都大学大学院合格
・学歴コンプレックス克服
・形容できない優越感
・俺はできる男だ
・学歴コンプレックス克服
最終章 学歴コンプレックスの克服
・コンプレックス克服とその代償
・本当に興味があるものを明確にする
・偏差値は重要ではない
・ストレッサーの軽減
・成功体験の重要性
おわりに
参考文献・引用文献
付録1 著者おすすめ!簡単に学歴ロンダリングできる大学・大学院リスト

■著者、O氏、Y氏の学歴コンプレックス克服経験を三者三様に示すことにより、読者への学歴コンプレックス克服の行動を惹起させることができます。

■場合によっては高卒→大学院と飛び級で入学した人物、30~70代になってから大学へ入学した人物等にも取材を行い、学歴コンプレックスを克服した人物達の幅を広げ世間に示します。

書き出しの第1章

はじめに
「学歴コンプレックスを持つことは無駄です。変な劣等感を持つのは辞めましょう!」

 …あなたはこのようなアドバイスを受けて納得ができますか?私は無理でした。そしてこの本に出てくる2人も到底そのアドバイスに納得することはできませんでした。自分の経歴、出身校に対して劣等感を持つ。無能感に苛(さいな)まれる。人から馬鹿にされているように感じる。今の環境に納得できない。私や彼らのように前述したアドバイスが正論だとしても納得出来ない人間はいます。人間はロボットではありません。正論を毎回真に受けられるほどうまく出来ていないのです。理屈じゃない。そう思います。
 劣等感を持ち続けたまま生きる人と劣等感を克服した人の違い。あなたにはわかりますか?それは「行動」するかしないかの違いです。本書では学歴コンプレックスに悩み、苦しみ、その末に克服した人間臭い3人の若者の学歴コンプレックス体験談を読者に伝えていきます。
 第1章では学歴コンプレックスについて文献を参考にそのコンプレックスが発症する過程、学歴コンプレックスの種類、対処法について学んでいくこととします。学術的にコンプレックスの状態を紐解くことは自身のコンプレックスを克服するためにも重要です。
 第2章では偏差値40の高校出身の著者が学歴コンプレックスに陥った状況から克服まで時系列で追って見ていくこととします。田舎の高校という限られた空間から東京に上京し、はじめて感じる学歴の重さ。大学に入ったとしても学校名で差別される歯がゆさ。そこからの行動を記述します。偏差値40、IQ75の著者が学歴コンプレックスを克服した過程は読者の方にも有益な情報となることでしょう。
 第3章では、高校中退、大検取得のY氏の経験談を綴ることとします。著者自身は高校卒業、社会人経験、大学卒業と来ましたが、学歴コンプレックスを1ケース提示するだけで感じられることはたかが知れています。そこでY氏の協力の元、高校中退という世間的には不利な状況から難関私大卒業までどのような思いで行動したかを語っていただきます。様々なバックグラウンドを持つ人々の学歴コンプレックス克服経験を読み取ることで自身のコンプレックス克服に役立つはずです。
 第4章では、進学校出身、旧官立大学卒業。京都大学大学院を修了したO氏の学歴コンプレックスの克服体験を記します。学歴コンプレックスは中卒や高卒、Fランク大学在学中の人々しか持つわけではありません。O氏のように難関大学を優秀な成績で卒業したにも関わらず学歴コンプレックスになってしまったケースもあります。また、O氏の大学院奮闘経験を記述することにより、大学から大学院への学歴ロンダリングの有用性についても語ってもらえます。
 最終章では、学歴コンプレックス克服後の行動について登場人物の今を三者三様に語りたいと考えています。悩まなくてもよい事に悩んでいた3人の若者が今どうなっているのかをあなたの目で確かめてみて下さい。さあ読み進めていきましょう。
横山 祐太

応募者紹介

横山祐太さん

1988年、新潟県に生まれる。私立加茂暁星高等学校(偏差値40)を卒業後、上京。株式会社電通内で派遣社員として勤務中に学歴コンプレックスを発症する。そこで学歴コンプレックスを克服するため文京学院大学人間学部心理学科入学(偏差値47)。しかし、一向に克服できなかったため、同大学から立命館大学文学部人文学科心理学専攻(偏差値62)に3年次転入学。卒業。何とか学歴コンプレックスを克服する。2014年初頭に社会問題に関する本を商業出版予定。

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