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エディターズダイアリー

【星海社新書ジセダイガクReport⑥】非属の漫画家・山田玲司の「武器としての幸福論」

岡田有花
2012年11月06日 更新

「自分を過信せよ」

――後悔しない人生のための「幸福論」

 今、幸福ですか?

 この問いに対してあなたはどう答えるだろうか。10年後のあなたは、どうだろうか。

「僕は幸福です。とっても幸福。後悔がない」――漫画家で、『資本主義卒業試験』著者の山田玲司さんは言い、後悔なく生きるための方法を語る。対象者は20代まで。「Don't trust over 30と言うが、30代以上は僕も信じない。30を過ぎると家族や会社など"人質"をとられ、物語を背負うから、本当のことを言えなくなる」ためだ。

   

世界は2つに割れている

 結婚したくない、子供もいらないという若者が増えている。「遺伝子を残さなくてもいい割り切った世代は“ラストマン”だと思う

「ラストマンは地球を救っている可能性がある」と山田氏は言う。消費しない、子供はいらないという人は、CO2をあまり排出せず、人口を増やさないため、食糧難から人類を救う。「地球の人口はすでに限界を超えて久しく、1日20万人増えている。ほかの国より20倍CO2出す国民が減るのは、地球全体としてはいい話」

 一方で少子化問題が叫ばれ、子供を増やさなくてはという論調もある。「世界は2つに割れている。成長しろと言う人と、成長するな、循環しろと言う人に」。ラストマンが少子化を引き起こして問題だ思うのは前者、ラストマンは地球を救っていると考えるならば後者だ。エネルギー問題も同様。CO2を排出し、原子力発電所を維持しても成長を志向するか、自然エネルギーなどにシフトして循環を志向するか。

 2つの意見はぶつかり合ったままだが、「成長側がまだ勝っているというのが僕の実感」だ。成長のキーワードは「夢」「青春」「楽しい」「若い」など。「成長側は『スラムダンク』のように、全国制覇して上に上がっていく感じ。アクセル踏みっぱなしで、次はどんどん良くなり、金持ちになる。だが、リンゴの数は限られている。資本主義の青春を開拓するフロンティアスピリッツは、地球が増えないと続けられない」

 対する循環のキーワードは「貧乏」「たいくつ」「真面目」「ブレーキ」「地味」……。残りの“リンゴ”の数を考え、次の世代以降のことを見据えた長老のようなイメージだ。「漫画は、ある時期まで循環型のものが多かったが、今の物語は成長し続ける。『スラムダンク』の井上雄彦は、『バカボンド』で循環史観に戻ってきた。『ワンピース』はつつましくこの島で暮らそうとはならず、仲間が増え続ける」

   

“原発ムラ”が変われない理由

 残されたリンゴは少なく、地球環境に限界が来ていると分かっていながら、成長から循環にシフトできないのはなぜか。例えば“原発ムラ”と呼ばれる原発推進関係者達が、福島第一原発の事故後も変われないのはなぜだろうか。

変われない理由は青春、あのころの夢だ。核で滅びた国が核の力を平和利用して復興しようという夢をいだき、科学の力で原子力を制御して豊かになるという夢があった。彼らに『あんたたち間違ってたんじゃないか』と言うと、人生のすべてを否定することになる

 あのころの夢をひきずるオヤジたちの言説ばかり聞いていると、若い人も巻き込まれてしまうと山田氏は警告する。「おじさんたちが『間違っていた』と態度を変えてくれればいいが、正しかったという顔をし、みんな反省しない。みなさんも、過去の過ちに巻き込まれていく」

 大切なのは、世の中を操ろうとする人やメディアの言説をうのみにせず、現状を把握することだという。「自分は操っているのか、操られているのかを自覚をしよう。世間はみんな同じ方向にいく。その群れを見たら、違う方向に行けば得をする。群れを操っている人まで見えたら最高だ

 

自分を過信せよ

 “青春オヤジ”の夢や、世の中を一方向に操ろうとしている人の思惑に巻きこまれないためには、自分を過信することが大事だと山田氏は言う。「この話を聞きながらみんな『俺だけは大丈夫』と思ってるだろう。それに大賛成。俺だけは大丈夫と思う自分を信じることを、すごく大事にしてもらいたい

 山田氏はこれまで、「自分だけは大丈夫」と思う自信家が成功するのを何度も見てきたという。「他人の言うことは本当にあてにならない。上の世代は利害関係で動くし、周りもいろんな思惑で動く。ほかのみんなと違う方向を選ぶことにビクビクする必要はない

 ノイズをカットすることも大切だ。「人間のメモリには限界があり、無駄な情報が入ってくると重くなる。ネットやテレビから入ってくる情報はほとんどが雑音。今や新聞も信用できない。みんなが言っていることは雑音だと思っていい

 では、どの情報を信じればいいのだろうか。山田氏いわく、「自分の内なる声と、信用できる友達、家族、死者の声」だ。「死んだ人は利害関係がない。僕はブッダが好きだが、2500年前に死んだ人のことがいまだに語られているということは、よほどまともだったということ。逆に、100年前にスターだった人で、今は語られない人もいる。今の人気者やスターには、ほとんど価値がない」。

 群れから距離を置き、ノイズをカットすると直感が冴える。直感による判断が、成功につながるという。

 「これらを実行すると偉そうな若者が完成する。偉そうな人間じゃないと、生き残っていけないと思っている。僕は偉そうな若者を支持する

 

「本当はどうしたいの?」と問いかけ続けよ

「何のために生きるのか」。この問いに自信を持って答えられる人は、幸せになれるという。

 人間は、「寝たい」「食べたい」「やりたい」という「DNAの欲求」と、「ありがとうと言われたい」という欲求には逆らえない。「好きなことをやりながら、DNAの欲求を満たしつつ、ありがとうと言われたいでしょ」

 そのためにはどうしたらいいか。自分に「本当はどうしたいの?」と問いかけ続けることが大事という。「『本当はどうしたいの?』は、僕自身が自分に言っている言葉。本当の心の声に、耳を貸してもらいたい」

   

 

*ライティング:岡田有花

*写真:飯本貴子

*ジセダイガク会場:株式会社OPT(http://www.opt.ne.jp/)内「オプトカフェ」


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10代〜20代・ジセダイガク受講生の

「授業を受けた感想」

《5段階評価》            《コメント》  

4 各論が多かったですが、メッセージが伝わりました。 25歳・男子学生
5

 

日本全体が抱える問題について考えさせられました。その中で、生き方や世代が変わっていく予感を感じました。

5

 

ぶっちゃけ論のようなトークで非常に楽しめた。明確に何をすればよいかはわからなかったが直観に従って生きてみようと思った。 25歳・男子学生

5

 

話を聞くまでこの人大丈夫かなと思ってましたが、とても刺激的でした。DNAの欲求に従って本当にどうしたいかを考えて行動します。 24歳・会社員男性

5

 

自分を過信していれば大丈夫、等、刺激的な言葉が多かったです。私は幸福だ!と言えるので、それを受け取り続けながら生活していこうと思います。 22歳・会社員女性

5

 

何のために生きるのか!?というすごくシンプルかつ難しい問題に真剣に向き合おうと思いました。 22歳・女子学生

 

自分の濃度を高めようと思います! 22歳・女子学生

5

 

1、2時間目で学んだ「武器」の根本を考えさせられた。全ての「武器」が生まれる元となる幸福論を学べた。 24歳・会社員男性

5

 

山田さんの思想が好きだから。 21歳・男子学生

4

 

山田さんのステップに行く間に、小暮さんのプロセルを通じる…と思いました…。 28歳・男性

5

 

公演で涙が出そうになったのは初めてです。山田さんのように、若者に安心感を与えられる大人になりたい、と思いました。すいません、ウソつきました。出そう、ではなく泣きました。 26歳・男性

5

 

過信力が自分の最大の武器になる事を学びました。 22歳・男子学生

5

 

漫画家さんの思考のプロセスがとても興味があったのですが、現状分析やノイズカットなどは小暮さんの話と通じる所があって面白かったです。もう少し軽く考えて、トライしてみることが大切なんだと思いました。 19歳・男子学生

5

 

山田先生独特のキャラクターで、様々なアドバイスを戴き自信がついたと思います。ありがとうございました。 23歳・会社員女性

5

 

本当はどうしたいのか? という問いを常に持ち続けてこれからも挑戦を続けていきたいと思います。 29歳・会社員男性

5

 

すごく気持ちが伝わってきて共感しました。自分が本当はどうしたいのかを常に自分自身に問い続けて生きていこうとおもいます。楽し過ぎてあっという間でした。 21歳・男子学生

5

 

自分たちがアヘン中毒じゃなくてよかったなあ、と。 29歳男性・フリーター

5

 

ノリが高校生で楽しかった。 20歳・男子学生

5

 

太鼓判を押してもらえた感じで安心しました。自分を過信して思うようにやってみます。あるがとうございました。 28歳女性・自営業

5

 

山田先生が幸福そうなのが印象的だった。 21歳・学生

 

授業のもとになった『資本主義卒業試験』(星海社新書)
内容紹介・試し読みページはこちら!!


当日の授業動画はこちら!!!
 

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