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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 【星海社新書ジセダイガクReport④】経済入門書作家・木暮太一の「武器としての経済学」

エディターズダイアリー

【星海社新書ジセダイガクReport④】経済入門書作家・木暮太一の「武器としての経済学」

岡田有花
2012年10月30日 更新

「年収1000万円」は本当に幸せか 理想の働き方を実現するためのステップ

 あなたは、自分の仕事にどんな不満があるだろうか。「給料が安い」「毎日忙しい」「通勤時間が長い」「上司が理不尽」……あげ始めるとキリがないかもしれない。

「自分の働き方が問題だと感じているなら、どんな働き方をしたいのか?」。ビジネス書作家で、『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』著者の木暮太一氏はこう問いかける。「問題とは、望んでいる状態と現状のギャップのこと。望んでいる状態が分かっていないと問題を定義できず、解決策もない

   

「年収1000万円」は本当に幸せか

 木暮さんは、「経済学の父」アダム・スミスの言説を引用し、「『いいことにも悪いことにも、人間は慣れる』『健康で借金がなくて心にやましいことがない状態が最高の幸せ』と、アダム・スミスは言っている」と解説する。

「日本で健康で借金なく暮らせる年収は300万円ぐらいかもしれない。その3倍、1000万円稼いでも、それが普通になると慣れてしまい、喜ばなくなる。年収1000万は本当に苦労して激務に耐えないと得られないものだが、得られる幸福感は普通。それに対してどれだけ労力をかけますか?」

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』では、激務を避けながら労働の損益分岐点を下げ、利益を増やすために、自分の中に「資産」という踏み台を築き、その上に乗って働くことを提案。踏み台がなければ高い年収を得るために全力でジャンプしなくてはならないが、踏み台が高ければ、それほどジャンプしなくても求める年収に届きやすくなり、無理せず必要な分だけ稼げる。

   

資産は「ハイコストハイリターン」で

 資産は、次のような考え方で築けばいいという。「ローリスクローリターン、ハイリスクハイリターンは経済原則。手っ取り早く身につけたものはローリターン。いいものは得られない。一方でハイコストをかけて築いたものはハイリターン。身に付けるのは大変でも、そこから得られるものは一生の財産になる」

 10年かかって築けるようなスキルが「ハイコストハイリターン」だと木暮氏は言う。「人は1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価する。10年続けられる人はあまりいないから、10年積み重ねればものすごいことができる」

 資産は自分の中に眠っているという。「自分の資産に気づくことは簡単ではないが、頑張って見つけるしかない。見つかったらそれを10年かけて大きくしてください。それがみなさんの武器になる」

 資産として選ぶジャンルは「マニアックなほうがいい」というのが木暮氏の持論だ。「英語や会計などライバルが多い分野は競争が激しいのでオンリーワンになりがたいが、マニアックなものを極めると、マニアックで終わらない」。さらに、「時代に左右されないぐらい本質的なことを10年かけて築くべき」とも。「変化をものともしない古典を勉強して糧するなど、この何十年では変わらないと思うものを突き詰めていけばいいと思う」

   

「内的要素」と「外的要素」に目を向けよ

 資産を見つけ、理想の働き方を決め、現状とのギャップを把握すれば、あとは、理想と現実のギャップを埋めていくだけだ。それには、「内的要素を充実させる」「外的要素を適切にとらえる」ことが必要になるという。内的要素とは、本人の能力や意思など。外的要素とは、人からの評価や景気、業種の浮き沈みなどだ。

 内的要素を充実させるには、「長期の状態目標」と「短期の行動目標」を明示することが大切という。「目標を持ちましょうと言うと、『来年こうなりたい』など長期の状態目標しか持たない人が多いが、1年後こうなるために今日何をするという短期の行動目標を立て、その日は行動目標をクリアすることだけを考えることが必要」

 その日の行動目標を達成できるたび、自分をほめてあげよう。「こんなことはできて当たり前などと思わず、自分をほめてあげるとうれしくなり、習慣化する」

 外的要素を適切にとらえるのも大切だ。「内的要素が高まり、自分の準備はできた時でも、外的要素がそろわないと、なかなか結果が出ない」ため。外的要素をとらえるにはマーケティング手法の1つ「PEST分析」が有効という。「Politics」(政治)、「Economy」(経済)、「Society」(社会)、「Technology」(技術)それぞれを分析する手法だ。「PESTを考えると、働き方やタイミングが見えてくる」

「とりあえずやってみることが大事」とも。「行動しないと何も変わらない。そこに向かって一歩でいいので行動し、行動した自分をほめてあげて」

    

 

*ライティング:岡田有花

*写真:飯本貴子

*ジセダイガク会場:株式会社OPT(http://www.opt.ne.jp/)内「オプトカフェ」


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10代〜20代・ジセダイガク受講生の「授業を受けた感想」

《5段階評価》            《コメント》

5 経済学を実際の場につなげて生かせる、ということをわかりやすく教えて頂き、ハイリスクハイリターンの投資をしていこうと思いました。 25歳・会社員男性
5


そもそも問題を定義できてなかったことに気づけたため。 22歳・男子学生

5


将来のことを考える……機会になった。 23歳・男子学生

3

 

既出のことが多かったかも…しかし頭のよさ鋭さが際立っていた。質問を多くしたかった。ツイッターで聞きます。 29歳・男性

4

 

わかりやすく、例えも多く働き方の軸は分かりました。もう少し、本の内容に触れていただければよかったです。 25歳・男子学生

5


多くのことを考えさえられる授業でした。 22歳・会社員男性

4


「働くこと」を実際に間近に控えた身としては考えさせられる話でした。 24歳・男子学生

5

 

働き方の問題点と対処方法、10年間かけて自分の価値を高める考え方を学べて良かった。自らも内的利益を高める行動をしたい。 23歳・男子学生

4


資本主義という難しいように見える内容を分かりやすく説明して、そこからどう行動すればいいのかということを述べていたのがとてもおもしろかったため。 21歳・男子学生

5

 

経済原則は「生きている」、外的要素を適切に捉える、10年でできることは過大評価されている、といったハッとさせられる事柄が多かったです。とりあえずやってみる。やったら誉めてみるは実践したいです。

5

 

何かを決断する上で、古典的な原則を学ぶことの重要性を感じました、これから先の10年間の生き方を考えるきっかけになりました。 25歳・男子学生

4


内容が書籍から発展していったのが良かった。始めに自分の状況と重ねて説明されてたので、リアルに話を聞くことができたが、最後が少し抽象論で、理解するのが難しかった。 28歳・会社員男性

5

 

とても身にしみる内容でとても武器になると思った。 25歳・男子学生

3

 

基本、その人次第という内容だったことと、本の引用数点がメインだったので、1時間Face to Face で授業を受けるコストを考えるとリターンが多かったか疑問。 26歳・会社員男性

5


ハイコスト・ハイリターンの資産を10年かけて築こうと心から思えました。まずはとりあえずやってみます。 24歳・会社員男性

5

 

自信を持ってこれからもハイコストをコツコツ続けていこうと思えました。お話を伺えて本当に良かったです。 22歳・会社員女性

5

 

自分の中で小さいと思っているものでも、つみかさねていくことでハイリターンになる。だからがんばろうと思えました。とても面白かったです。 28歳・会社員女性

5

 

自分の資産が何か?を見つけようと思いました。木暮さんのお話は、すごく論理的でまとまっていて好きです。 22歳・女子学生

5


「ハイコスト」という言葉に非常に感銘をうけた。ポジティブにコストを払っていこう!と気概をいただいた。 23歳・女子学生


大きな目標と、日々の小さな目標を決めて、自分とみっちり向き合います! 22歳・女子学生

5

 

本から多くのことと、わずかながらの会社員生活で得たものをより強く補強する理論を学べた。 24歳・会社員男性

5

 

これから社会に出ていく上でどうやって生きていくのか、というライフデザインを学べたかったから。 21歳・男子学生

5


もうすでに10年生きた人間にとってなかなかイタい話でした。がんばります…。 28歳・男性

5

 

ともすれば観念的になってしまいがちな話が、論理的に伝わってきました! 26歳男性・ライター

5

 

自分で残せる資本を作る為のマインドを養えました。 22歳・男子学生

5

 

ハイコスト・ハイリターンの資産を身につけるものとして、それが時代の変化に関わらず真理である本質的なものであると良いとの事が勉強になりました。

4

 

本のボリュームが結構なものだったせいか、割と授業はあっさりしていた気がしました。 23歳・会社員女性


ためになりました。 20歳・男子学生

5

 

自分の武器を築きたいと気づかされた。 26歳・会社員男性

3

 

「〜のために」ではなく、まずは足下のものを誰よりも優れたカタチでやり切る、という言葉が印象に残った。目の前のものを処理する人間ではなく、本質を捉え、大枠から問題解決できる人間への第一番になれる気がする。 20歳・男子学生

4

 

10年かけて築いたものを武器にこれから行動したいと思います。 29歳・会社員男性

5

 

問題を負のイメージの問題ではなく、未来に希望と世界に対する好奇心をつくりあげる上での過程としての問題として扱われている感じがして受講後それらを心の底から溢れ出させてくれた。 20歳・男子学生

4

 

本を読んでいても感じたのですが、経済学の論理を用いてすごくわかりやすく働き方に関してお話して下さいました。長期的な目標と毎日の行動目標をもう1回整理して人生を楽しみたいです。 21歳・男子学生

5


「働く」ということに対しての視点が変わりました。 29才男性・フリーター

5


アダム・スミスがここまで役立つとは! 20歳・男子学生


授業のもとになった『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)


内容紹介・試し読みページはこちら!!

当日の授業動画はこちら!!!


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