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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > 【「書く」を仕事にする人へ】書き続けるための10のヒント

エディターズダイアリー

【「書く」を仕事にする人へ】書き続けるための10のヒント

竹村俊介
2011年09月23日 更新

官能小説を400冊近く書き続けてこられた

睦月影郎先生にお会いしてきました。

いろいろお話を伺った中で

「書き続ける」ためのコツ・考え方についてのお話が

印象的だったので、ご紹介します。

書くことを仕事とされている方に、何かヒントになればと思います。

 

【ヒント1】「50分書いたら10分休む」の繰り返し。基本的に日中に仕事。

官能小説を書くのは夜なのかと多いきや、昼に集中して書くそうです。

朝食もきちんと食べて、夕食までには仕事を終えて、夜は飲みに行く。

当たり前かもしれませんが、規則正しい生活が書き続けられる秘訣なのだとか。

また50分書いて10分休むというサイクルが疲れないそうです。

筆が進むからといってペースを崩してしまうのは良くない

また、だらだらとやらずに「切り替えをきっちりやる」ことも大切。

 

【ヒント2】キリのいいところでやめない

「1章が終わったところで一休み」とやってしまいがちですが

すると再開するときに億劫になりがち。

よって、たとえば2章の2行目まで書いてから手を休めるといい。

 

【ヒント3】どんなに眠くても1行でもいいから書く

やはり毎日少しでも机に向かうことが大切だ、と。

 

【ヒント4】しなくてもいい理由を考えない

なかなか手につかない人に限って、「しなくてもいい理由」を考えがち。

理由を考える前に1行でも手をつけることが肝心。

 

【ヒント5】途中で読み返さない

書き始めたらどんどん進んでいくことが大切。

「途中で読み返しては戻って書きなおす」なんてことをしていたら

途中で嫌になってしまう。

まずは一気に書く。客観的に読むのはすべて終わってからでいいのです。

 

【ヒント6】書くのに必要な力は「観察力」「記憶力」「妄想力」

喫茶店に行っても電車に乗ってても、周りの人を観察して

この二人の関係性は何なのかな、などと考えてみる習慣をつける。

そして、何にでも興味をもつこと。また、記憶すること、記録することも大切。

 

【ヒント7】夏目・川端・三島は読まねばダメ

物書きで食べていきたいというのに基本的な小説を読んでいない人が多い。 

夏目漱石、川端康成、三島由紀夫は最低でも読みなさい、とのこと。

 

【ヒント8】うぬぼれの力が必要

やはり物書きは書くことが好きな人が向いている。

そして、書くからには自分の文章に惚れ込むことも大切。

うぬぼれの力が大切なのだそうだ。

 

【ヒント9】スランプやストレスなどこの世にはない

スランプはないのですか?と聞いたら

そんなものこの世にない、とバッサリ。

人は「スランプ」という言葉に甘えているだけで

実はそんなもの存在しないのだ、と。

スランプもストレスも言葉ができたときから勝手にそれに甘える人が出てきただけ。

 

【ヒント10】書いている最中に次の文章のアイデアが出てくるくらいでなければダメ

アイデアが枯渇することはないのか、と聞くと、「まったくない」。

むしろ4章5章を書いている間に次の作品のアイデアが出てきてしまい

それを早く書きたくてしかたなくなり、スピードが上がるのだとか。

それも前述した観察力・記憶力・妄想力がなせる技なのかもしれない。

また、睦月先生はスピードも驚異的。1日30枚、2日で1章を仕上げ

文庫本の原稿なら9〜12日間でできてしまう。

出来上がった本が書店に並ぶ頃には、次の作品が書き上がっていることが多いらしく

締め切りは一度も破ったことはないそうだ。

 

たんたんとスピーディーに一定のクオリティーで文章を量産し続ける

先生は官能小説界のイチローのようだと思ったのです。

ひとつでもヒントになれば幸いです。

エディターズダイアリー

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