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HOME > ジセダイ編集部 > エディターズダイアリー > ちゃんと魚を獲っていますか? 「仕事をしたつもり」に陥らないために

エディターズダイアリー

ちゃんと魚を獲っていますか? 「仕事をしたつもり」に陥らないために

竹村俊介
2011年10月24日 更新

『仕事をしたつもり』の海老原嗣生さんがこんな話をしてくれました。

 

「漁師は魚をいくら獲ったかが勝負。

 昼間にどれだけ寝ていても、明け方に魚を獲ってさえいればOK。

 

 一方、サラリーマンの多くは魚が獲れたかどうかよりも、

 あのへんに魚がいそうだとか、どの魚がとれやすいかとか、一日中そんなことばかり。

 たしかに長く動いてはいるけれど、実はほとんど稼いでいない。

 大切なのは『魚が獲れたかどうか』なのに」

 

この例えを聞いたときに思わず笑ってしまったのですが

たしかにそういうことってあるよなあ、と

振り返ってみて思ったのです。

 

もちろん多くのサラリーマンは目的を持って仕事をしているはずです。

「より多くのお客さんにおいしいものを届けたい」かもしれないし

「より多くのお客さんにいい部屋を紹介したい」かもしれない。

とにかく何か目的があって仕事をしています。

 

しかし、長く続けていたり、ちょっと油断してしまうと

「仕事のための仕事」つまり「仕事をしたつもり」に陥ってしまうのです。

 

特に「Web」という世にも便利で、世にも厄介なツールが出現したことにより

仕事をしたつもりは増え続けています。

 

すべてのWebサイトは何か目的があって構築されたはずです。

お店の紹介や本の紹介など、Webの先にある目的のためにつくられたはず。

 

しかし、Webにお客さんが集まってこなくなると、

今度はWebサイトに人を集めることが目的になっていきます。

すると「毎日更新する」「有名人を呼ぶ」など本筋と違う部分に力をいれるようになる。

これは「仕事をしたつもり」になってしまう危険性があります。

 

もちろんその先に集客やブランディングがあるとしても

手段の目的化が進んでいくと、仕事をしたつもり病はどんどん深刻になっていきます。

Webの構築・運営というのは

漁師で例えると

魚をとる「網を」一生懸命、編んでるような感じでしょうか。

 

もちろん網は必要ですが、網を編んでいるだけでは

魚をとることはできません。

しかし、ついつい網を編むだけで魚を獲ったような気になってしまう

網を編んで、「あー仕事したなあ」といって満足してしまう。

現代にはそんな罠があるのです。

 

 

今日の仕事は

・メールをして

・ブログを更新して

・取引先に電話をして

・明日のプレゼンの資料をつくる

だとすると、魚を一匹も獲っていないことになる。

 

サラリーマンをしているとなかなか「魚をとる」ことはないかもしれません。

部署によっては、網を編むだけの人もいるかもしれません。

ただ、「稼いでこそ、仕事だ」「魚を獲れただろうか」ということを意識するだけでも

「仕事をしたつもり」を回避できるようになるでしょう。

 

「メールをした」「資料をつくった」

さて、これで魚をとるステージにどれほど近づいたかということを考える。

 

漁師は、魚をとるための資料作りも、サイト作りも、会議も打ち合わせもしません

しかし、毎日船を出し、魚を獲ってくる。

これこそ立派な「仕事」ですし、それで生計は成り立っているのです。

 

ビジネスにどっぷりつかるとこうした野生感覚が薄れがちですが

ちょっと振り返って、今日は「魚を獲れただろうか」と

考えてみるといいのではないでしょうか。

 

 

(いやー仕事したなあ・・・。)

エディターズダイアリー

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